2006年7月 1日 (土曜日)

下地処理

Nec_0005_18レジンキットの彩色に至るまでの下地処理について

このキットは酒井ゆうじ氏の『巻きゴジ』です。

これが入るくらいの鍋に離型剤落としを入れてます。

煮るわけではなく、大きな入れ物で蓋のあるものなら何でもよいです。

樹脂製だと離型剤落としの影響で変形してしまいます。

臭いからしてブレーキクリーナーと同じ系の液体です。

数時間から数日漬けて置きます。

Nec_0006_22 次はクレンザーで足付け処理をします。

離型剤落しとクレンザーは前後してもよいですが

離型剤が気持ち悪いので私は離型剤落しが先です。

このクレンザーでの足付け処理が一番大変かもしれません。

単純作業の上部品点数が多いとホント終わらないです。

この『さらゴジ』は特にヒレが多くて時間がかかります。

おおよそ6時間くらいは掛かります。

酒井氏の作品はこの処理怠るとかなりの確立で塗装が剥がれます。

Nec_0007_20 クレンザー処理が終わると水につけます。

水につけずに放置するとクレンザーがこびりつきます。

しっかり水切りして乾燥させて仮組みです。

Nec_0003_24 仮組みは先日の要領で。

そしてパーティング処理、大きな気泡はパテ処理。

サーフェイサー吹いてパーティング処理の粗と小さな気泡を処理します。

Nec_0001_24 面相筆で濃いサフを気泡の穴に入れていきます。

キットの程度にもよりますが酷いモノだと物凄く時間掛かります。

キットの当たり外れがあるので状態で見積り額も変わるのです。

キットによっては気泡やパーティングラインでモールドが無くなっているモノもあり造型を修正する場合もあります。

Nec_0008_14 例えば

これはバイスの海底軍艦ですが、シリコン型の締め付けが強すぎて

楕円になってしまっています。

何体か見ましたが全て状態が違います。

Nec_0009_13 楕円なだけでしたら良いですが

船体自体が細くなっているので

このような事態になります。

一見はみ出ている上の部品を幅詰すればよいと思いがちですが…

Nec_0011_12 さらに上に乗る艦橋がギリギリなのです…

ガレージキットは大方この様な事態は当たり前なので努力と根性で戦うのです。

最も良い方法は船体の幅を広げることです。

真ん中から真っ二つに割って…

この様な事態はキット見て仮組みしないと、わからないことなのです。

いろいろな難題を解決しやっと上塗りになるわけでした。

Nec_0015_10 これは磨きまで終わったキット達です。

順次進行していきますのでしばしお待ちを

GEMINIはソフビのイメージありますが仕事の6割ぐらいはレジンです。

上塗りはまた次回

Nec_0012_13 スカイラインターボのカタログを入手しました。

キットの説明書だけではわからないことがあったので

探してました。

Nec_0013_9 メータ周りがわからなかったのです。

一部デカールが付いているのですが

凸凹の文字盤の上に貼る様に指示してあったり無理なこと言わないでよ…

スポーティーモデルにはオレンジの文字盤が流行ってましたね~

Nec_0014_12 そしてシート。

一見合皮と思いきや(危うく皮っぽく塗るとこでした)

グレードからして一番下の『ジャージ地』です。

キットの形状も間違いなくこれでした。

一番下のグレードと言うわけではなく、4輪ディスクブレーキのスポーティー仕様です。

このキット、カタログを見るとかなりを忠実に再現できてます。

| | トラックバック (0)

2006年6月25日 (日曜日)

轟天号!!

Nec_0001_22 アルミのドリルがいい感じです。

艦底部の鋸はイラストによっては赤くなっていたりします。

ドックに入っているカラー写真は収納されてるので不明です。

説明図の指示書では3枚とも同じ色ですし、

好みでも同じ色のほうが良いかと言うことでこの仕様にしました。

Nec_0002_27 ウエザリングは高荷氏のイラストの雰囲気で

水垢の垂れ表現で巨大感を出してみました。

いかがでしょう…

Nec_0003_22 ここの丸いモールドは抜け勾配の関係でつぶれています。

真鍮パイプで作った工具で彫りなおしてます。

  

Nec_0004_24 光沢とつや消しのコントラストがいい塩梅になったかなっと

あおりの写真って格好よく見えますよね~

  

Nec_0006_19 アンテナはやはり最後につけます。

先にやると絶対に折っちゃいますから

船体のグレーは若干メタリック混ぜて質感出してます。

指定色は軍艦色なのですが小スケールだと安ぽくなってしまいます。

それとプロップの印象が反射した部分に金属感があるのでこのような仕様にしました。

製作小ネタ(その4)

Nec_0006_20 このような部品を接着する際に

何処に接着剤をつけたらよいか困ります。

塗装前に接着すればはみ出ても修正できますが

塗装後だとはみ出す分けには行きません。

おっかなびっくりで少量しか着けないと、しっかり着きません。

Nec_0001_23 そこで裏技、穴をあけちゃいます。

必ず表側から開けること、

裏側からドリル入れてとんでもない所に穴開いたら大変です。

ここから接着剤を流すので流れやすいようにテーパーに削っておくと楽に流れます。

Nec_0003_23 接着剤流す前にマスキングテープで部品を固定します。

角度を良く見てぴったり合うように、

出来たら片方ずつ確実に作業したほうが良いです。

固定できたら裏側から接着剤流します。

流し過ぎないように面相筆に取って流します。

少し流しては表を見て状況を確認したほうが良いです。

お勧めはガイアノーツの『りもちゃん』

クレオス流し込み接着剤は接着剤成分が筆に残るので作業中に乾いてくると作業しずらいです。

りもちゃんはほとんど残らないので作業が楽です。

GEMINIでも販売してますのでよろしくです~

| | トラックバック (0)

2006年6月24日 (土曜日)

海底軍艦轟天号1/700

Nec_0006_18 フジミの轟天号です。

各パーツの擦り合わせ、小改造を終えて塗装に入ります。

垂直、水平尾翼のストッパー、先端の鋸のストッパーはこんな感じです。

Nec_0007_18 収納する際に動きが渋いので軸を削って調整する必要があります。

可動なしでディスプレーモデルに徹しても良かったかなと思いました。

繊細なパーツがあるので、稼動させている時に破損したら…怖いですね。

Nec_0008_12 この程度の工作なら工賃は変わりませんサービスでやってます。

水平尾翼はこのままだと垂れ下がるのでもう一工夫必要ですな

小さいからすぐ完成するかと思っておりましたが、やること沢山ありましたね~

Nec_0011_10 先端もいい感じになりました~

モールドが浅い部分も掘りなおしたりしてます。

    

Nec_0014_10 エッチングパーツの手すりです。

こんなパーツや大砲のアンテナみたいなのも

触ると怖いです。

Nec_0015_6 手すり下の三角の補強も追加です。

金型インジェクションキットの弱点ですね

抜け勾配の関係で再現できないのです。

Nec_0016_4 ここは抜け勾配関係ないから再現できるはずなのに

完全になかったのです。

  

Nec_0013_7 全景はこんな感じもっと使用感出していきます。

艦底色は資料をあさると明るめな感じでした

色の濃い部分と、白けた感じでオレンジ味のある部分の使い分けをしています。

Nec_0017_2 私は高荷義之氏の絵が好きでメカモノ作るときは意識しています。

幸いにもキットにこのイラストが入っていて『これはいい!!』と独り言

実際に立体物となると表現方法は変わりますが、

今回はこの迫力をイメージして劇中プロップに使用感を入れていきます。

製作小ネタ(その3)

Nec_0004_23レジンの『A液』にノズルを付けると取り付け箇所が

次第にゆるくなり注ぐ際に漏れて困ります。

『A液』は浸透性が良いためPP(ポリプロピレン)をフヤケさせてしまいます。Nec_0002_26   

対策としてこれを使います。

本来なら捨ててしまうこの白いキャップ

Nec_0003_21 こんな感じにはめます。

素直にははまらないので力技で

付け替えの際は必ず口の液をふき取ってください

少しでも付いていると、これやっても漏れてしまいます。

完璧な方法ではないのでこれまた自己責任でね~

メーカーさんがもっと良いの出してくれるとうれしいのですが…

Nec_0005_17

洗浄用のラッカーシンナーにも付けてます。

  

| | トラックバック (0)

2006年6月19日 (月曜日)

プラキット

Nec_0014_7 スカイラインです。

ボディーの上塗りしてます。

デカール貼ってグロス仕上げのなので忍耐勝負です。

どんなに環境が良くても1,2点は毛埃が乗ってしまうのです。

塗り重ねるたびに研いで埃とって進行しています。

ボンネットとドアの開閉機構も塗装後組み付けなのでシビレます~

Nec_0001_21 乾燥時間も必要なので並行してフジミの轟天号。

艦橋ですがモールドが再現できてません。

0.5mmよりも薄く0.3mmより厚いので

Nec_0004_20 0.5mmプラバンを少し薄くして貼り付け、

指と比較していただくとわかると思いますが

プラバンといっても削りカス並みの大きさです。

Nec_0013_4 さらにヤスリで整形しなおします。

三角状の支えも再現しないとね

上部のモールドはプラ材でしようと思いつつ細さに断念

サーフェイサーを厚塗りして乾燥後削りだしました。

さらに整形が必要。

Nec_0005_10 本体全景。

アルミの先端がかっこいいです~

本体は意外と修正箇所が多いです。

Nec_0006_12 まず先端がずれてます。

そのまま組むとこのようになるのです。

この部分だけがおかしいなら先端を削り込みますが、

Nec_0009_8 全体のモールドもズレているので

赤丸の箇所を削ります。

            

Nec_0007_16 このぐらいにはあわせます。

全体のモールドもこのくらいが丁度良いです。

もう一つ問題があります、艦底部と直径が合わない、

上のほうが直径が大きいので一度割って幅詰します。

Nec_0011_9 後部の水平尾翼の出てくるスリットもズレているので

修正します。

単純に艦底部を削ってあわせても良いのですが

隙間が気になるので削らず追加しました。

Nec_0012_11 水平尾翼ですが

キットのままですとどこまでも飛び出てくるので

ストッパーをつけました。

単純なことなのですがなぜキットに付いてないのが不思議です。

製作小ネタ(その1)

※プロの方は知っていることもあると思いますが、初心者の方の参考になればと思い不定期ですが掲載していきます~。

瞬間接着剤はアセトンで溶けます。

手に付いた瞬間接着剤も溶かしてくれます。

レジンに着いた瞬間接着剤が取りたい時などに有効(着けすぎるとふやけます。)

ソフビは傷める可能性あり(使い方がうまければ何とかいけるかも。)

プラは間違いなく解けます。

気の利いたホームセンターのFRP売り場にあります。

注意!!揮発性が高いので換気の良い場所で。臭いもきついです。説明書をよく読んで自己責任で使うか決めてください~

●最近使って失敗したもの

『クレオスのシリコン』

安かったので購入してみましたが、原型や容器に引っ付いて取れませんでした。

硬化剤が透明なので攪拌出来ているかわからない。

容器の口が狭くて取り出しにくい。

長持ちさせるためには必ず離型剤が必要。

高くてよいものはありますが、コストと性能を考えると『ウェーブ』製の方が良いです。

引っ付いて取れないことはありません。(ガムテープの表面やガラス面にはこびり付きます)

原型の形状にもよりますがプレーンなレジンベース(直径約150mm)で離型剤なしで約20個取れました。

硬化剤が赤いので攪拌を眼で確認できます。

容器の口が広い。

| | トラックバック (0)

2006年5月30日 (火曜日)

海底軍艦轟天号

Nec_00011 ここのところ轟天号の製作依頼が多いです。

不思議に思いお客様に聞いてみました。

どうやらセイザーXと言う作品に登場するらしい。

そのDVDが発売されたとか

確かにちょっと前に雑誌で見たような気がします。

ファイナルの轟天号(回想シーン)は初代とデザインが違う様で

皆様が本当に好きなのは初代轟天号のようです。

(上の写真はフジミ製のプラキットでアルミ削りだしの先端部とエッチングパーツ仕様のものです。)

Nec_00012 こちらはバイスから発売された轟天号。

レジン製でアルミ削りだしの先端が付いてます。

フジミが1/700でバイスが1/500。

Nec_00020 レジンパーツはこれ

本体はムクの1個抜き

ザッとパーティング処理もされているのでその分楽です。

100個限定で2個続けてご依頼なんて光栄ですよ。

Nec_00030 っでもう一つ

フジミのマンダー付きキット

轟天号は1/700のアルミ、エッチング仕様そのままで、

Nec_00040 マンダーはレジン製

なんともアクロバティックな作品です。

これはDARTHサンにお願いしよ。

6月にはパラダイスからイノウエアーツの轟天号も再販されるので

これもご依頼いただいてます。

同じキャラクターが1度にこれだけ集まるのはいまだかつてないですよ。

轟天号目が離せないですな。

| | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

DVD | GEMINI | WHF,ワールドホビーフェスティバル | じゃりン子チエ | アントニオ | アントニオJr | アントラー | イマイ マイティジャック | ウエストケンジ | ウルトラセブン | ウルトラマンAタイプ | ウルトラマンBタイプ | エビラ | カーモデル | ガバラ | ガメラ | ガンダム | キカイダー | クラッシャージョウ ミネルバ | ゴジラ | サイボーグニンジャ | サーバイン | ジオラマなど製作 | ジャイアントロボ | スカイライン ジャパンターボ | スティングレー | スペースゴジラ | スーパーフェスティバル、スーフェス | ソフビキット製作 | タイトルレリーフ | タツノコプロ | バロム1 | ビリケン商会 | ブラスター | ブレードランナー | プラモデル、プラキット | ベルセルク | ペット | ボトムズ | ミラーマン | メカゴジラ | ラビドリードッグ | リペイント | レジンキット製作 | 仮面ライダー THE FIRST | 仮面ライダーアマゾン | 仮面ライダースーパー1 | 仮面ライダー旧1号 | 仮面ライダーV3 | 可動フィギュア | 小鉄 | 怪獣 | 惑星大戦争 轟天 | 改修、改造 | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 星人 | 海底軍艦轟天号 | 無いモノは作る | 空山基 キューティーハニー 1/4スケール | 製作小ネタ | 電飾 | 鴉 KARAS